あと5分夢が見たい。

不安なことはいっぱいあるけど、楽しいことでやっつけてやろうぜ。

あと5分、夢が見たい。

鬱が酷い時は頭を忙しくするとだいぶマシになったよ

うつがヤバイ

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こんにちは、あきっとです。

去年の後半あたりからうつが酷くて、すっかり心療内科と自宅の往復に慣れてしまいました。

うつの症状それぞれ

うつ状態って波があるんですけど、ひどいときの症状のひとつに理由無くものすごい恐怖を感じるっていうのがあります。

この恐怖ってホントに理由があるわけじゃないのはわかっているのに、「今この部屋を出たらミサイルが降ってきて火山が爆発し地球が真っ二つに割れるかもしれない…!!」くらいの恐怖を勝手に脳が感じて身体がすくんだりするんです。

なぜそうなるのか?

メカニズム的にはざっくり言うと、ストレスの強い環境に居たせいで身体の中にあるストレスホルモンを出す出口のフタがガバガバになっていて、ストレス環境に居ないときでもストレスホルモンが勝手に漏れ出てしまっている状態らしいです。

本来だったら恐怖や怒りなどの嫌なことがあるストレスホルモンが出る脳がストレスに反応して恐怖を感じたり悲しくなったり気分が悪くなったりするという順番が正常なはずなのです。

しかし、ホルモンのフタがガバガバだと嫌なことがあるという工程をすっ飛ばして勝手にストレスホルモンが出てきてしまいます

「今は安全な場所だ」とか「もう事態は落ち着いた」って頭では理解していても、このガバガバになったフタからストレスホルモンが漏れている限りは脳がストレスを感じてしまい、恐怖や悲しみなどの感情が勝手に起こるのです。

考え方ではなく、体質そのものが変わっているんです。

そのせいで、せっかく遊園地に遊びに行ったのにあまり楽しさを感じなかったり、ぐっすり寝ようとしても小さな物音で目が覚めてしまったり、日常生活にものすごい影響があります。

(一緒くたにストレスホルモンって表現してますけど、具体的にはアドレナリンだったりドーパミンだったり、ストレスを感じた時に出るホルモンのことを総称してます)

治すには?

 カウンセリングとかお薬とか認知行動療法とか色々とやりかたはあるんですけど、どれにも共通して言えるのは風邪みたいに1週間で良くなったりはしないということです。

一度脳みその設定が変わってしまったのをまた変えるというのは、一度折れた骨を治すくらい大変で骨が折れます。骨だけに。(ツクテーン)

症状を楽にすることはできる

とはいえ常にストレスを感じてソワソワハラハラしているのはめちゃくちゃ疲れますし、ホルモンのフタが急に全開になったときには「これはビルから飛び降りる人の気持ちもわかるわ…」と感じたものでした。生活に支障をきたしています。

なので、このガバガバなフタから漏れてくるストレスホルモンに対抗するべく、脳みそのリソースを他のことに割いて、ストレスホルモンに反応する暇を無くしてやるのはどうか?と考えました。

脳みその使用量には限界がある

机の広さに現界があるのと同じように、脳みそも考えられる量には限界があります

「頭がいっぱいになる」という言葉があるように、人間は全然違うことを一度に考えることは基本的に難しく出来ています。

意識的に複雑なことを考えて、その考えで脳みそを占拠してやれば、脳がストレスに反応している暇がなくなるんじゃないかとひらめいて試してみたのが、冒頭の漫画でした。

結果的に、けっこう効きました

日常に関係があることを考えようとすると、どんどん悲観的な未来を想像してしまうので、あえて現実とは全然関係無いことを考えてみました。

ただ考えるだけでなく、何かを創り出すということも脳の容量をたくさん使うので、現実に無い言葉を1から創り出すという方向にしました。嫁さんが近くに居ないときは、辞書の内容まで自分で考えても良かったかもしれません。

まとめ

私の場合はこんなかんじでうつから気をそらすことができたのですが、他にも素数を数えるとか、ひたすら古今東西をするとか、とにかく身体の中のストレスホルモンは勝手に生成されるので、いかにそこから脳の気をそらすかということが重要になってくると思います。

気をそらして気をそらして、そらしているうちに少しずつストレスホルモンのフタを修理する、それが、うつの治療の工程なのだろうなと思います。間違っても向き合っちゃだめ!

私もうまいこと気をそらしながら、元気を目指して生きていこうと思います。

また何か良い方法を見つけたら、こちらで紹介しますね。


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