どうもこんにちは、
理容師とイラストレーター二足のわらじのあきっとです!
最近、私のお店にレディースシェービングでいらっしゃるお客さんが増えてきてるんですよね。
で、そのうち3人に1人の割合で言うんです。
「気が付いたらうぶ毛が生えていた」
「どうしたらいいかわかんないからお店に来た」
「処理すれば、いいんですよ!!」
…と言われても、何をどう処理すればいいのかわからんですよね。
ということなので、処理する道具や処理する手順などをざっくりご紹介しようと思います。
うぶ毛が気になるけど処理方法よくわからず、
なおかつ、
顔剃りのためにお店に行くのはハードルが高いという人に届け!!
慣れれば簡単ですよ!
爪を切るように気軽に処理できます!
顔のうぶ毛処理のメリット・デメリット
いちおうメリット・デメリットを描いておきますね。
メリット
- 顔が明るくなる
- ちゃんとしてる感が出る
- うぶ毛が無くなる
- 化粧の乗りが良くなる
けっこう良いことが多いですね。
放っておくと顔の印象がボサッとしがちですが、ちょっと整えるだけでさっぱりさわやかになれます。
デメリット
- めんどくせえ
いやもう、これに尽きると思います。身体のお手入れ全般。
処理しても処理しても生えてくるんだもんあいつら…。
かといってわざわざお店で処理してもらうのはもっとめんどくさいので、家でチャッと出来る方法もご紹介しておきたいと思います。
おおまかな流れ
ここでは大まかな流れを説明しますね。
- 洗顔
- 顔を蒸す(スチーム)
- 処理する(剃る or 刈る)
- 保湿する
- 完了!
こんなかんじです。
ひとつひとつざっくり解説していきますね。
1、洗顔
皮脂やファンデーションがうぶ毛についていると、それが邪魔で処理しづらいのです。
ぬるま湯でやさしく洗ってくださいね。
化粧落としシートでざっと落とすくらいでも、ダメではないです。
2、顔を蒸す(スチーム)
顔を蒸すことで肌や毛が柔らかく、剃りやすくなるんです。
- 濡らしたハンドタオルを
- 絞って
- コンビニ袋に入れて口を縛って
- レンジで1分
これでほっかほかの蒸しタオルが完成しますので、顔全体に乗っけて30秒くらい待ちましょう。
毛穴がホワ~っと開いてきて、毛がしんなりしてきます。
わざわざ蒸すのが面倒くさかったら風呂上がりにやればいいんですよ。
毛穴、開いてますから。
3、処理する
主に「剃る(シェービング)」「刈る(トリミング)」の2種類。
どちらも少しずつ違いがあるので、下記で説明します。
自分に合った方法でやっていきましょう。
ちなみに結論から言うと、
肌が強い刃物が怖くない人は
剃る(シェービング)
肌が弱くて面倒くさがりは
刈る(トリミング)
…が、オススメ!!
他にも「抜く」「溶かす」「生えないようにする」…などの方法がありますが、事前準備が面倒くさいわりに肌への負担が強かったりコスパが悪かったりするのでおすすめしません。
今回は「剃る」「刈る」のみおすすめしていきますね。
4、保湿する
化粧水と保湿クリームでも全体的に塗っとけばいいんですよ!
5、完了
はい、完了です!
きれいになりました!
処理方法の紹介
おすすめできる顔のうぶ毛処理は主に2種類。
剃る(シェービング)
刈る(トリミング)
どちらもメリット・デメリットがあるので、他の有象無象と併せてざっくり紹介していきますね。
剃る(シェービング)
シェービングは剃刀で毛を剃る方法です。
レディースシェービングといえば、だいたいこれでしょうね。
実は剃刀を使った顔剃りって、理容師しかやっちゃダメなんですよ。
美容師とは資格の種類が違うので、お店でシェービングを受けるには理容師の資格のある場所に行かなきゃいけません。
自分で自分を剃るのは自由なんですけどね~。
メリット
メリットとしては、
根本まできれいに剃れること、
皮膚のピーリング効果があります。
出来上がりがつるつるになるので、ファンデーションの乗りも良くなりますよ。
あとトリマー(後述)に比べると初期費用が安いほうです。
デメリット
デメリットは皮膚への負担ですね。
剃刀の刃が皮膚に触れるので、敏感な人は痛みを感じたり、肌が弱い人は荒れてしまうこともあります。(「カミソリ負け」といいます)
皮膚のピーリング効果があるということは、表面の角質を削り取るということ。
裏を返せば、それだけ皮膚が傷つくということなんですよね。
前後のスチームや後処理としての保湿をちゃんとすればほぼ問題無いんですけど、敏感肌の人は気をつけたほうが良いです。
そのためにも、ちゃんと蒸して泡やローションをしっかり塗って…と準備が面倒くさいのも個人的にはハードルを上げている気がします。
あと、刃物なので下手すると皮膚を切っちゃうかもしれない。
…と思うとちょっと怖いですよね。
これは「ガード刃」という事故防止用のガードのついた剃刀(パッケージに描いてあります)を買えばほぼ安全です。それでも緊張はしますが。
まぁ、刃物の怖さは慣れるしかないんですけどね!
総括
剃刀でうぶ毛を剃る方法はきれいに剃れるけど肌を傷つけやすいです。
スチームと保湿をしっっかりやりましょう。
刃物の扱いは、畏れを以て丁寧に。
慣れれば怖いものではありませんが、
方法を間違えば怪我することは念頭に置きましょう。
はじめてなら薬局とかで売ってる「女性用剃刀」「ガード刃」のやつを買うと良いですよ。
シック Schick 顔そり用 プレミア 敏感肌用 Lディスポ マイクロガード付 使い捨て 3本入×2個パック 使い捨てタイプ 女性カミソリ フェイス メイク
- 発売日: 2015/03/31
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
↑こういうやつです。慣れてきたらガード無しでも良いと思います。
余談
顔のうぶ毛じゃなくてスネ毛とかワキ毛などの濃い毛を剃りたいなら、切れ味の良いやつにしたほうが良いですよ。絶対。
包丁と同じで剃刀も切れ味が良いほど扱いやすくコスパも良いですから!
ジレットが断然おすすめです。
男性がゴリゴリ髭を剃れるようなやつにしましょう。
スネ毛もワキ毛もスーッと一発で剃れます。
百均のと比べると100倍はサクサク剃れます!マジで!
剃刀買うときはシックとかジレットとかテレビCMで聞いたことあるような有名な会社のやつにしとけば、だいたいハズレは無いです。
うちの店で使ってる剃刀はシックのやつとフェザーのやつでした。
余談2
余談増えちゃってすみませんね。
剃刀の男性用と女性用の違いですが、
- 男性用は切れ味が良いかわりに肌への負担が大きい
- 女性用は切れ味柔らかめだけど肌への負担も少ない
どっちのほうが良いとか悪いとかではなく、剃りたい毛に合わせた道具を選ぶようにしましょう。
オノで草刈りはやりづらく、カマで木を切り倒すこともまた難しいのです。
刈る(トリミング)
トリミングはトリマーという薄いバリカンで毛を刈っていく方法です。
美容室で襟足とかを整えるときはだいたいトリマーでやってるんじゃないかと思います。美容師はあんまり大っぴらに剃刀使っちゃいけないので、だいたいはトリマー使用でしょう。
メリット
トリミングのメリットは皮膚への負担が少ないことです。
刃が直接皮膚に触れないので剃刀に比べて痛みや肌荒れのリスクをだいぶ抑えられると思います。
なので気楽。
うっかり切っちゃうかもという緊張も無くて良いし、刈る前に泡やローションを塗る必要もありません。
なんなら蒸さなくてもわりといける。
思いついたときに洗面台でミーっと処理できるので、とにかく手軽。
デメリット
ちょっっっとだけ残るんですよね。毛が。
刃が皮膚から浮いた状態で刈るので、0.5ミリとかそのくらいの短さのうぶ毛が残ります。
0.5ミリくらいの長さなら3日もしないで伸びる長さなので、そんなに気にしなくていいんじゃないかな~と思いますけどね。
目立つ部分が無くなれば問題無いでしょう。
あと、トリマー。ちゃんとしたのを買うとちょっとお高いんですよね。
かといって安物を買うとすーぐ壊れるので…、買うなら2500円以上のやつにしたほうがいいです。
防水のものが少ないからお風呂場で使えないのもちょっと面倒ですが、私は洗面所に置いてあるので、歯磨きついでとか洗顔ついでにミーっとやってます。
↑安心と信頼のパナソニック
↑うちのお店ではこれ使ってます。5年間以上ほぼ毎日使って壊れてない!
余談
全身用のシェーバー買うなら絶対防水にしたほうがいいですよー!
お風呂で使えるし!お風呂で使えます!
(大切なことなので2回言いました)
↑これの1つ前のバージョン使ってますがめっちゃ良いです。
丸ごとドワーって水洗いできるし、お風呂で使えるし!(3回目)
いや、むしろ全身のムダ毛処理ってお風呂じゃなきゃ毛が散って大変じゃない…?みんなお風呂でやるよね…??新聞紙広げてやってる人どれだけいるんだろう…面倒くさそう…。
おすすめしないやり方
選択肢として無くはないけどめんどくさいとか肌に悪いとかコスパ悪いとかそういうやつです。
合う人は合うのかも?私はそんなでもなかったかな…(個人的な感想です)
抜く
毛抜きで抜いたりレーザー脱毛機でバチッとやるやつですね。
素人はやめといたほうがいいです。
肌も荒れるし、埋もれ毛の元になるし、たるみの原因にもなります。
毛抜きでプチプチ抜くのって、めっちゃ楽しいんですけどね~!
肌には大ダメージです!
身体の毛にはともかく、顔の毛(特に眉)にはやっちゃダメです。
脱毛クリーム
こういうやつ。
肌が強い人には良いのかもだけど、自分は痒くなっちゃいました。あと、毛が溶ける匂いが苦手だった…。
皮膚への負担はシェービングと同じくらいじゃないかと思いますけど、最近はもっと肌にやさしいのかな?
塗ったまましばらく待たなきゃいけないのも暇で、ちょっと自分には向かなかったですね…。広範囲を一気に処理できるのは良いなぁと思うんですけどね。
脱毛ローション
パイナップルの酵素でタンパク質をやわらかくしてイソフラボンで毛自体を抑制…でしたっけ?効きませんでしたね。
一時期コピペで流行った「化粧水だと思って勝手に使った義母の眉毛が全部抜けて生えてこなくなった」ってやつを読んで期待して試したんですけど効きませんでした。
なんならこのコピペの作者がパイナップル豆乳ローション業者の回し者だったのではないか?と思うくらい…
匂いはめっちゃいい香りですよ!トロピカルなパイナップルなので!
削るやつ
たしかに除毛効果はありますし、ピーリング効果もありました。
最初のうちはけっこう面白かったです。
ただ、一箇所に対してずっとクルクルクルクル撫で続けなきゃいけないので、すげえ時間かかる。 あと毛が摩擦で熱されてちょっと臭い。
バーっと剃っちゃったほうが楽!
とはいえ、ながら脱毛するならアリでは?とも思う。
永久脱毛ってどうなのか?
この流れで永久脱毛お試し○○回無料!みたいなアフィリンク貼ったらいいのかなーと思ってたんですけど、すぐ良さげなのが見つからないのでちょっと待っててね…
やったことがないのでなんとも言えないんですけど、個人的には「大金かけてでもツルツル素肌と面倒くささからの開放を手に入れたい」と思ってる人にはいいんじゃないですかね?
ちゃんと資格を持った人がやる分にはリスクも少なそうですし。
私は「ムダ毛処理にそんなにお金かけたくない」「コミュ障なのでお店行くより自宅で自分でやるほうが精神が楽」「その場しのぎでいい」って人間なので、そんなに興味無いんですよね~。やっちゃえば後は楽なんだろうなとは思うんですけどね~。
まとめ
肌が強くて刃物が怖くない人は
剃る(シェービング)
シック Schick 顔そり用 プレミア 敏感肌用 Lディスポ マイクロガード付 使い捨て 3本入×2個パック 使い捨てタイプ 女性カミソリ フェイス メイク
- 発売日: 2015/03/31
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
肌が弱くて面倒くさがりは
刈る(トリミング)
…が、オススメ!!
おわりに
「我がブログ、ついに美容ブログの仲間入りか~~?」
とか一瞬思っちゃいましたけど、そんなことはないです。
どちらかというと「ゆったり生きるためのTIPS」的な立ち位置の記事として見ていただければと思います。
なんかこう…、全面的に放っておくとお店で処理してもらうの中間あたりのやり方も、わりと大変じゃないよ、ということをお知らせしたかったんですよね。
何か質問などありましたら知ってる範囲で答えますのでお気軽にどうぞ~!