あと5分夢が見たい。

不安なことはいっぱいあるけど、楽しいことでやっつけてやろうぜ。

あと5分、夢が見たい。

『ねばならない病』

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嫁さんはわりと緊張感のある環境で育っていたらしく、休むのは悪っていう価値観が脳に染み付いているらしいんですよね。身体が疲れたら休むのは当然なのに、休む=サボりと教育されていたみたいなんです。

この価値観、非常に危険ですよね。疲れが溜まった身体はやがて大病の引き金になってしまいますし、うっかり命の危険に及ぶ失敗をやらかすことだってあります。

嫁さんはこの『ねばならない病』と私が名付けた強迫観念にとらわれてしまうと、深夜(酷いときは早朝)までずっと落ち着かず、何かやらなきゃいけないことがあるんじゃないかと家の中を徘徊し、体調不良でフラフラした状態でも何か仕事をしようとしてしまいます…。強迫観念だけで動いているゾンビのようなものなので、身体はもうすでに疲れ切っているはずなんですよ。

身体がクタクタになっているのはすでにわかっているので、あとはいかに休んでも良いということを納得させるかが鍵になってきます。嫁さん的にすこしだけの休憩ならセーフらしく、最近ではこのちょっとだけ休もうか作戦で嫁さんの身体を休ませてもらっています。少しの休憩という許しを得た嫁さんの身体は、ものの5分も経たないうちにすっかり寝入ってしまうのです。自分が死んでいることに気付いた瞬間に成仏してしまう幽霊にも似ています

そりゃそうだよね。疲れてる身体を無視して働かせてたわけだもんね。

本当なら正しい認識で寝て起きて、自分に優しくできれば一番なんだけどね…。